今週最後のお客様は、
函館地方家庭裁判所 所長 笹野明義さんでした。
笹野さんは
「函館地方・家庭裁判所では、裁判の制度や仕組みを地域の皆さまに正しく理解して頂き
裁判所への信頼を高める事を目的として広報活動を行っています。
また、小・中・高等学校に対しても
法教育に関する広報として様々な活動をしています。」
とお話されていました。
また、今年は知人の間での金銭の貸し借りや
離婚問題などの民事や家事の紛争を良識を反映させながら解決する
「調停制度」が発足して90周年を迎えられます。
函館調停協会では、
この制度の普及宣伝として10月31日(水)午前10時から午後3時まで
七飯町本町にある七飯町文化センターにおいて
無料調停相談が実施されます。
ぜひご利用ください、と呼びかけもなさっていましたよ。
函館地方家庭裁判所
〒040-8601
函館市上新川町1番8号
電話38-2370(総務課)
おかけしたリクエストは
中島みゆきさんの「時代」でした。
笹野さんは、阪神淡路大震災の時に神戸におり、
自宅のベランダから神戸の市街地にもくもくと火災の煙が上がるのが見えて
大きな衝撃を受けられました。
そんな時によく流れてきたのが「時代」で
「そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来るわ」という歌詞に勇気づけられました、
とお話されていました。
笹野さん、ありがとうございました。
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あつこ’S コメント
10月も中旬・秋が深まります。
山はもう紅葉が進んでるのかなぁ。
前任の京都地裁から函館にいらしたばかりの笹野さんは、山歩きの達人!
旭川勤務の頃には道南以外の山はかなり登られたんですよ。
初めての函館でも函館山はもちろん、
先週末は奥様とご一緒に駒ケ岳から大沼の景色も楽しまれました。
道連れならぬ山の友・いいですね〜。(笑)
初任地の神戸地裁(ご出身地)から前任地の京都地裁にいたるまで32年余り、
主に刑事事件を担当。
犯罪をした人について、その人が有罪か無罪か、有罪としたらどのような刑にす
るのが良いのかを決めるのが刑事事件だそうです。
裁判員裁判が始まって私たち一般市民も裁判に参加するようになりました。
もし私がなったら・・・。
「不安はもっともと思うけれど、きっと貴重でよい経験になると思う。
われわれを信頼して安心して引き受けて欲しい」とにこやかに♪
ご自身も裁判長として一般市民の裁判員と一緒に事件の審理をし、真剣に話し合
いをしながら判決をしていったことは、非常に貴重な経験になったと仰います。
笹野さんのお話に、少〜し気持ちが楽になりました。(笑)
テニスや山登りといったアクティブさとクラシック鑑賞と演歌熱唱!の幅広い楽しみ。
「函館の女」はもうレパートリーに入ってるんですって♪
はるばるいらした函館、どーぞ存分なお仕事
そして楽しい時間を過ごしてくださいませ!
近隣の山を制覇なさったら、またお話してくださいね♪
ご出演ありがとうございました。